今回の記事テーマは「なぜハイブリッドカー(HV)を選択したのか」です。
私は20年以上の長い間HR-Vに乗り続けていました。
しかし、あちこち故障が起き、交換部品もどんどん無くなっていったため、
「このクルマに乗れなくなったら次はハイブリッドかな」と漠然と考えていました。
どうも❗
ハイブリッド・カーライフのセッジです❗
とうとうHR-Vとお別れの時が来てしまったので、次のクルマをどうするかとなった時、
もともと考えていた「ハイブリッドカー」を選択するコトにしました。
「これからのコトを考えたら電気自動車(EV)なんじゃないの?」
という考えもあると思いますが、
今回は「ハイブリッドカーを選択した理由」についてお話していこうと思います。
ガソリン代が高騰している
身も蓋もないですが、実はこれが一番の理由です。
二酸化炭素の排出を抑えるため、というような高尚な理由はありません😅
結果的にはHVにすることでガソリン消費が抑えられ、そこにも繋がるのかもしれませんが。
※個人的には二酸化炭素だけが「悪」というのは懐疑的です。
2022年3月現在、私が普段利用する東京のガソリンスタンドのレギュラーガソリンの価格はリッター165円くらいです。
そして仕事でもレジャーでも良く長野県に行きますが、そちらでは175円になっていました。
例えば我が家のクルマ、フィットハイブリッドは40リッターで満タンになりますが、
40リッターガソリンを入れたら、東京でも6,600円。
HR-Vでは古いクルマということもあって、だいたい燃費はリッター10km。
高速道路などでは良くてもリッター13~14kmでした。
フィットハイブリッドにしてからは、納車直後はリッターあたり17~18kmでした。
これはどうも前オーナーもそうだったらしく
「ハイブリッドなのに燃費良くならないのが5年で手放した理由では?」
と想像していました。
純ガソリン車からすれば、17~18kmでもスゴイといえばスゴイのですが、
頭のどこかで
「公称値30kmなのにこれは無いのでは?まさかトラブルがある?」
などと思ってしまいました。
しかし、ホンダのハイブリッドカーは乗り方に左右されるようで、
その後市街地ではリッター23~24km、高速道路ではリッター28kmまで伸びるようになってきました。
純ガソリン車がいずれ販売されなくなる
日本では政府が発表した「2050年カーボンニュートラル宣言」により、
2050年までに、脱炭素社会を実現して温室効果ガスの排出量をゼロにしようという取り組みが進んでいます。
それを受け、例えばホンダでは全世界で2040年までにガソリン車の製造・販売を終了し、
全ての新車を電気自動車(EV)または燃料電池車(FCV)にする計画を立てています。
自動車業界1位のトヨタの場合はもっと早く、2030年までには新車の8割をEVに置き換える計画とのコトですね。
でも、「じゃあ電気自動車にすれば解決!」とは言えないんですよね。
これは後述する価格の問題もありますが、一番の問題点はインフラの問題が大きいです。
その意味で言えばハイブリッドカーは手頃だと考えます。
ガソリン車からハイブリッドカーに変えることで、
燃費が良くなる→燃費が良いとガソリン消費量は減る→二酸化炭素排出量が減る
排出量ゼロにはなりませんが、燃費が半分になれば排出量は半分くらいになるのではないでしょうか(イメージですが)
そして何より、ハイブリッドカーはガソリン車と電気自動車の中間的なクルマなので、
既存のインフラ=ガソリンスタンドが使えるのがとても大きい意味をもっています。
電気自動車は高い
今回私がフィットハイブリッドを選んだのは、前のクルマHR-Vが車検を通せなくなってしまったコトが原因なので、そもそも予算が無かったのもあります。
例えば、
「電気自動車、新車、価格」
などで検索すると、最低価格でも300万~となりました。
では中古ではどうなるでしょうか。
「電気自動車、中古、価格」
で検索すると、100万円未満のモノは1桁くらいしか出てきませんでした。
調べたところでは、2020年の自動車全販売台数は約459万台。
そのうち、電気自動車は約1.6万台だったそうです(出典:次世代自動車振興センター)。
そもそも電気自動車自体が新しいジャンルですし、全体的な車両数自体少ないとなれば中古も少なくなりますよね。
新車を買えるだけの資金があったとしても、
現代の自動車は電子機器のカタマリとも言えるため、下手すると納車が1年後などという話も良く聞きますね。
これは世界的な半導体不足に原因があるそうです。
自動車の概念といえば…
「ガソリンを燃やしてエンジンを回し、推進力を得る」
というところですが、それこそ30年前くらいのクルマでもガソリンの噴出量などをコンピューターが制御していましたし、
20年前でもアンチロック・ブレーキ・システムや、トラクションコントロールなどもコンピューターが制御していました。
電気自動車の新車は高すぎて手が出せないし、納車まで時間がかかってしまう。
中古車は見つからない、という選択しにくい結論になってしまいます。
充電インフラ問題これもいずれ改善されて行くでしょうが、現状においては電気自動車を選択しにくい理由の一つですね。
このガソリンスタンドに相当するような充電スタンドって…
無いですよね。
というより、電気自動車のオーナーさんが充電でとても苦労されるのを良くみかけます。
ガソリンスタンドのような形態でのビジネスって難しいんですよね。
なぜならば、ガソリンを満タンにするには長くても10分程度ですが、
電気自動車の場合は満充電にするためには、分単位ではなくて時間単位なんですよね。
となると回転率が悪い「充電スタンド」は難しく、ショッピングモールなどの駐車場を兼ねた「充電スポット」に頼るコトになりますが、買い物に行く機会が無いとなかなか難しいと思います。
遠出をする場合など充電スポットがどこにあるか把握した上でないと、出かけられません。
高速道路ならサービスエリア、一般道ならショッピングモール以外だと道の駅などに充電スポットがあるので良く観察しています。
しかし、道の駅などは同時充電が2台までと充電需要を満たすほどの数があるとは言えませんでした。
そういう意味では「街を10分も走れば、1店舗はガソリンスタンドがある」というのはすごいことなんだなと改めて思うようになりました。
ハイブリッド車は燃費が良くて既存のインフラが使える。
これが私にとっての決め手になっています。
なんでホンダのハイブリッドなの?
今回の記事の結論になりますが、
「じゃあなぜそれこそトヨタのプリウスじゃなくてホンダなの?」
という疑問もあるかもしれません。
トヨタのプリウスといえばハイブリッドカーの代名詞でもありますからね。
それに対しては、
「ホンダ車が好きだから」
という身も蓋もない回答になってしまいます😅
プリウスの最新モデルはプラグインハイブリッド、外部充電もできるハイブリッドなので、より電気自動車に近づいています。
発進~低速時はモーター、高速時はエンジンという走行方法で、モーターが走行用・発電用の2つに別れているのが効率的になっています。
その意味でいうと低速時は電気自動車に似た走行感覚とも言えます。
ホンダのハイブリッドは「スポーツハイブリッド」という位置づけで、
「燃費の良さと運転の楽しさ」を両立したいというコンセプトがあります。
こちらは基本的にエンジンが主役の方式です。
プリウスと違って、我が家のフィットは先代モデルのi-DCD使用の1モーター式のため、
「ハイブリッドでありながら純ガソリン車のような感覚」を持つクルマである、というのも
ホンダのハイブリッドの方が好みである理由でもあります。
どのようなクルマを選ぶかは人それぞれではありますが、
「手頃に手に入れられるハイブリッドの中古車」というのも、選択肢としていかがでしょうか?
ぜひ、あなたも検討してみて下さい。
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