私は東京生まれ東京育ちですが、都内でも意外と行ったことの場所がけっこうあります。
その一つが「奥多摩」です。
都内ながら峠道ドライブが楽しめ、博物館や鍾乳洞も楽しめる。
そして驚きの燃費も計測したドライブとなりました!
どうも!
ハイブリッド・カーライフのセッジです❗
2022年のとある4月の週末。
しばらく前から続いている懸案事項によってモヤモヤした気分を転換するためにドライブ。
目的地もなくドライブする…というのも味気ないので、
今回は東京の秘境とも言われる奥多摩に行ってきました!
【この記事は2022年9月4日に更新されました】
奥多摩までの道のり
セッジは東京の23区に住んでいます。
基本的に今回のドライブは奥多摩湖を目的地として、その周辺施設をいくつかまわるコトにしました。
- 一般道ルート
- 関越道~圏央道ルート
- 中央道~圏央道ルート
があります。
週末ドライブのためどのルートを使っても混むのは明らかですので…
Google
Mapなどの渋滞予測などを考えて、少しでも走行時間の短い関越道ルートを選ぶことにしました。
練馬インターから関越道に乗り、鶴ヶ島ジャンクションで乗り換えて八王子方面に向かい、青梅インターで降ります。
その後は一般道なのですが、ややゆるめの峠道を走ることになります。
※あくまでも私の感覚です。
ただし、三頭橋をこえた先の「奥多摩周遊道路」は注意が必要です。
関東屈指ともいわれる相当キツイカーブがつづく峠道というのもありますが、バイク乗りが集まっており、かなり危険な速度で本気で峠を攻めています。
事故に巻き込まれる可能性もありますので、走行には十分に注意した方がいいでしょう。
さて、都心から奥多摩湖までの走行時間は2時間でした。
平日だと1時間半程度のようです。
※ちなみに、一般道を使用した場合は約3時間、中央道ルートの場合では2時間半といった走行時間予測がでていました。
奥多摩湖
奥多摩湖は、正式名称を小河内貯水池(おごうちちょすいち)といい、
1957年に多摩川を小河内ダムでせき止めて作られた人工湖です。
東京都水道局により管理され、水道用貯水池としては日本最大級を誇ります。
ここにはかつて小河内村が存在し、ダム竣工にともない村民からの強い反対もありましたが、当時の政府からの再三の説得により了承するコトとなったそうです。
※これにより約6000人が現在の山梨県北杜市に移住し、その後清里に再移住したそうです。
奥多摩湖周辺には、
博物館「水と緑のふれあい館」、幻の温泉と言われる「鶴の湯温泉」、ログハウスやキャンプ場のある「東京都立奥多摩湖畔公園 山のふるさと村」、「ドラム缶橋」があります。
ちょっと興味があり見に行ったのは「ドラム缶橋」ですが、渡れるのは夏期間のみのようで、4月は両岸を結んでおらず、渡ることはできませんでした。
また、今回は家族の都合や時間の関係上、温泉での入浴や山のふるさと村には行けませんでしたが、アウトドアが趣味な方が楽しめる場所が多いようです。
それから、小河内ダムや奥多摩湖を見た時に「なんだか見覚えがある」という印象を持ったのですが、
それもそのはず。
このダム、よく「仮面ライダー」のロケ地として使われていたのですね。
記憶に強く残っているのはたしか「仮面ライダーゼクロス」だったかと思います。
2023年に公開された庵野監督作品「シン・仮面ライダー」でもロケ地として使用されました。
映画を見ると、ここがオリジナルの仮面ライダー第一話「怪奇蜘蛛男」のロケ地であることが分かります。
シン・仮面ライダーのクモオーグ戦は、オリジナルを再現しているのです。
ドラム缶橋(2022年9月追記)
ふと思い立ってまた奥多摩湖に来てみました。
この時期はドラム缶橋=浮橋が対岸までかけられています。
「ドラム缶橋」と呼ばれてはいますが、実際は樹脂性のフロートをつかっています。
かつては本当にドラム缶を浮かせていたそうです。
この浮橋は、奥多摩湖の二箇所=麦山と留浦(とずら)にあります。
麦山には駐車場が無かったので、留浦の方を渡ってみました。
本当に樹脂だけで浮いているだけの橋なので、人がのれば当然沈みます(笑)
複数の橋が連なっている状態なのですが、その1つの橋に大人が10人乗ると沈んでしまうとのコトです。
実際、5人くらいの集団とすれ違いましたが、かなり浮き沈みしてちょっと怖かったです。
水と緑のふれあい館
奥多摩湖と小河内ダムのビジターセンター的な博物館です。
なんと入館無料!
- 1Fでは奥多摩町の歴史・民俗資料が展示され、
- 2Fより上のフロアでは、水道水源林のしくみ、
- ジオラマとガラススクリーンを使った小河内ダムのしくみ、
- ピタゴラ装置的な水の循環の解説とクイズ、
- 小河内ダムや奥多摩の自然を紹介した3Dシアター
といった無料施設ながら充実した展示となっています。
都の水源地である奥多摩町と、水道を利用する都民との交流を図ることが目的です。
個人的に…ピタゴラスイッチが好きなモノで…。
水の循環のしくみのところでは見入ってしまいました(笑)
この博物館には奥多摩郷土料理のレストランやお土産屋さんがあり、メニューの中には鹿肉料理があったのですが…。
残念なことに、お昼済ませてきちゃったんですよね…。
またいつか来ることがあれば、その時はぜひ…!
【所在地】
東京都西多摩郡奥多摩町原5 0428-86-2731
日原鍾乳洞
少し離れてしまいますが、奥多摩湖から20分程度の距離に鍾乳洞があります。
「東京に鍾乳洞?!」とちょっと驚きますが、あるもんなんですね。
日原と書いて「にっぱら」と読みます。
青梅市から奥多摩まではゆるめの峠道と言いましたが、
日原鍾乳洞までの道中は、峠道が苦手な人にはちょっとオススメしないできないかもしれません。
ややきつめな峠道というのもありますが、
対向車とすれ違えない幅になるところが多いです😱
ここも今回初めてでしたが「ここに来たがる人いるのかなぁ?」と思ってしまいました。
意外にも(失礼)クルマはたくさん停まっていました。
入場料は、
大人800円、中学生600円、小学生400円。
4月になって少し暖かくなっていましたが、内部は常に11度ということです。
また、鍾乳洞内部は濡れていますので足元に気をつけながらの見学でした。
なんとも幻想的な場所で、子どもたちも生まれて初めて見る光景で楽しんでおりました。
といっても私も高校ぐらいの時に秋吉台を見学してそれっきりなんですけどね(笑)
これぞ「まさに秘境」といった景観。
絵を描く人なら洞窟の資料にもなりますので良いかと思います!
【所在地】
東京都西多摩郡奥多摩町日原1052 0428-83-8491
燃費が驚きのリッター50km!
私はハイブリッド車のホンダ・フィットを手に入れてから、
「いかに低燃費で走るかというゲーム」をしている状態になっています。
クルマでドライブする、ということは、
もちろん「クルマを運転して目的地に行く」そして「目的地までの運転を楽しむ」というコトですが、
そこに「できる限り低燃費で走る」というコトが含まれるようになりました。
今回は、
- 青梅市~奥多摩湖まで
- 奥多摩湖~青梅市まで
を計測しました。
青梅市~奥多摩湖
青梅市~奥多摩湖まではほぼ「長い上り坂」です。
上り坂では「登るための力」が必要になりますので、ガソリン車であればエンジンの回転数が上がり燃費が悪くなります。
ハイブリッド車、特にホンダ・フィット3は、
低速域(時速20km未満)はモーターのみ、中速域はモーター+エンジン、高速域はエンジンのみ、巡航速度になった後の定速走行はモーターのみ、といった形で走行します。
上り坂の場合走り出し以外は中速域になりますし、強い力が必要になるためモーター+エンジン走行が多くなります。
ハイブリッド車で燃費を伸ばすには「極力エンジンを回さない」のが基本になるので…
燃費はあまり伸びません。
上り坂ではリッター21kmとなっていました。
もちろんそれでも純ガソリン車と比較するとかなり良い方だと思います。
奥多摩湖~青梅市
奥多摩湖~青梅市までは行きと逆になりますので、ほぼ「長い下り坂」です。
下り坂はガソリン車の場合でも、エンジンブレーキを効かせて減速しながら下っていくため、燃料供給が止まり燃費は良くなりますね。
ただそれでも「ほぼ下り坂」なので、途中には平坦な道だったり、多少の上り坂も混ざってきます。
ハイブリッド車の場合は下り坂ではエンジンブレーキを使うこともできますが、基本的には「回生ブレーキ」を使って減速しながら下っていきます。
回生ブレーキ=回生システムとは、運動エネルギーを使ってモーターを回し、電力に変換して充電するシステムです。
つまり、下り坂では充電し放題!
ということになるため、バッテリーは満充電近くなり、上り坂や停止からの走り出し以外はほとんどエンジンを使用しなくなりました。
というコトで、メーターを確認してみたところ…
なんと、
奥多摩湖からの下り坂では、リッター50kmという結果になりました❗
下り坂はかなり燃費が良いだろうと思っていましたが、予想以上に低燃費になっていました。
東京の秘境・奥多摩ドライブはいかが?
ということで今回は奥多摩にドライブに行ってきました。
「東京でこういう光景が見れるのか」という驚きもあり、
奥多摩湖まではドライブ的にはそんなにキツくない峠道もあり(日原までの道中は除く😅)。
私は奥多摩郷土料理が食べられませんでしたが、これから行く方はぜひ鹿肉料理なども試して頂き、良かったらどんなだったのか教えていただければうれしいです😊
そして行き(上り)は少しガソリンを消費しますが、帰り(下り)はあまりガソリンを消費しませんので、ほとんど片道分のガソリンと考えれば交通費も抑えられます!
東京の秘境・奥多摩、あなたもぜひドライブしてみてください❗
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