我が家のフィットは、2022年1月に5年落ちの中古車として納車されました。
パッと身は中古にしてはキレイなクルマだと思ったのですが、自宅に帰ってみると細かいキズがチラホラ。
キズがあるといっても多くは「よく見れば」というレベルではありました。
しかし、1つだけ目立つキズがありました…。
それがリアフェンダーのガリキズ(スリキズ)だったのです。
今回の記事はそれを目立たなくなるまでDIYで補修した記録です。
補修にあたり使用したカー用品もあわせて紹介していきます!
どうも! ハイブリッドカーライフのセッジです!
中古車である以上キズがあるのは仕方ないとはいえ、これから愛着を持って乗っていくクルマである以上は無い方が良いのはもちろんですよね。
ということで私的に許容範囲になるまで補修してみました!
補修前のキズの状態
納車直後の状態はこんな感じでした。
リアフェンダーのタイヤハウス側のカド、フェンダー側面のキズが目立ちます。
フェンダー側面のキズについては10円玉程度の大きさ(約20mm)でした。
前オーナーさんは何に当てたんでしょうね…。
高さ的にガードレールというか、フェンダー全体ではないのでガードパイプでしょうか。
さて、ボディの塗料は、ボディの金属に直接塗装されているわけではなく、
金属面→下地→塗料→クリアコートといった具合に、多層構造になっているそうです。
クリアコートだけにキズがある場合は、磨くだけでキズが目立たなくなるコトもありますが…。
写真を見てわかるようにキズの範囲は広く無いものの、結構深いところまで行っています。
おそらく下塗り材まで到達していると思われます。
この場合は塗装するしかありません。
タッチアップで塗装
塗装している様子については写真を撮っていなかったためお見せできないのですが、
用意したタッチアップをご紹介します。
ホルツ製のタッチアップペイントを使用しました。
範囲が広くないので筆塗りタイプです。
ウチのフィットのボディカラーは濃紺色の「ミッドナイトブルーメタリック」です。
フィットに乗るようになってから、かなりの頻度で他のフィットとすれ違うようになりましたが、この色のクルマにはほとんど遭遇した経験がありません。
そのため、色が用意されているか不安でしたが、ありました。
「ホンダ車用 B610M ミッドナイトブルービームメタリック」
というのが商品名になります。
スプレータイプにしなかった理由は、範囲が狭いコトと、無水アルコールなどを使えば塗った後に修正できるからです。
このタッチアップを使って、厚く盛り上がってくるまで繰り返し塗っていきました。
色については違いがでてきてしまうのは、本来の塗装とタッチアップでの塗装では条件が違うので、仕方のないところだと思います。
耐水サンドペーパーで削る
筆タイプのタッチアップで塗装すると、必ず塗装面に塗りムラや凸凹ができてしまいます。
平坦に塗りたいならスプレーという方法もありますが、スプレーの方がムラなく塗るのは難しいと思います。
特にボディ側面の補修である以上、厚く塗れば塗料が下にたれて来てしまうという問題もあります。
※これは私がデザイナーであり、筆での塗りやエアブラシ(霧状に塗れる)などの経験があるためです。
ということで、乾いた塗装面の凸凹を耐水サンドペーパーで削っていきます。
この時そのまま削ってしまうと、問題が無いところまでキズつけてしまうことになるのでマスキングをします。
しかし、一般的なマスキングテープなどは厚みがありすぎて段差が残ってしまいます。
そこで調べていたところ、マスキングテープというより「マスキングフィルム」というべき商品を見つけました。
それが「SOFT99 飛び石キズ補修キット」です。
- 0.05mmのマスキングシート
- 800番の耐水サンドペーパー
- 脱脂クリーナー
がセットになっています。
塗装面が充分に乾いたら、脱脂クリーナーで油脂を除去し、マスキングシートを貼って、耐水サンドペーパー当て木をして水をつけながらひたすら削ります。
指で触って凸凹感が無くなってきたらフィルムを剥がしますと…。
「ヒェッ😱」という状態になっていました…!
削った部分が真っ白になっているのです。
コンパウンドで磨く
耐水サンドペーパーで磨いた結果、凸凹感と周囲との段差は無くなってきたのですが、削った面が真っ白になっていました。
一瞬、下地層までいってしまったのかと焦りましたが、塗装を削るとこのようになるとのことです。
そこで、今度はホルツ製のコンパウンドと、プロスタッフ製の液体コンパウンドを使用して磨いてみました。
ホルツ キズ直し安心セット
「ホルツ製 キズ直し安心セット」は
- キズ消しコンパウンド
- ツヤ出しコンパウンド
- 1000番の耐水サンドペーパー
- マスキングテープ
がセットになっています。
今回はキズ&ツヤ出しコンパウンドのみ使用し、磨き傷を消してツヤを出していきます。
こちらで磨いたあと、一旦水洗いをして次のステップになります。
プロスタッフ 魁磨き塾 スリキズ消しコンパウンド
次は液体コンパウンド+表面保護材が配合されているという、
「プロスタッフ製 魁磨き塾 スリキズ消しコンパウンド」です。
- 液体コンパウンド
- 専用スポンジ
- 拭き取りシート
のセットになっています。
スポンジにコンパウンドを染み込ませ、磨いていくと、写真の通り白い部分はなくなり周囲に馴染むようなツヤがでてきました…!
ポリッシャーを使ってみたけれど…
実はコンパウンドをかけていた時に、
「手作業でやるよりもポリッシャーを使ったほうがキレイにいくのでは?」
と思い、実は液体コンパウンドと同じくプロスタッフ製の電動ポリッシャーも購入していました。
実際、使用してみたのですが…。
…。
正直、磨けてないというか、手作業で磨いた方が効果がでているんじゃないかという印象を持ってしまいました。
電池式なのもあってパワーが全然でないんですよね…。
ま、まあ、おもちゃみたいな値段ですし、そんなに損をしたとも言えないかな?という感じですね。
ブラシも付属しているので、台所とか洗面台などの洗浄に使うことにします。
ガリキズとの戦いの終わりに
ということで、いろんなメーカーのカー用品を使いながらのガリキズ補修となりました。
それぞれのメーカーには似たような製品があるので、統一すれば良いハズですよね。
結果的にいろいろなメーカーの製品に手を出してしまったのは、
「このくらいならすぐ補修できるだろう」
と甘く考えていたコトに原因があります。
毎回何かしら不満が残り、その都度「この製品なら…」と期待しながら買っていったのでこうなってしまいました😅
まだピンホールのような凹みがあるので、そこはまた手を入れていくことになります。
ですが、色が一致しないのは目をつぶるとしても、表面の凸凹や周囲との段差が無くなってきましたので、ひとまずガリキズとの戦いは終わった、と見ています。
クルマを運転している以上、何かしらキズはついていくモノですが、
見かけの問題だけでなく、キズはサビにもつながってきますので、深いキズについては補修していった方が良いでしょう。
この記事を見ていただいたあなたには、ぜひこの記事を参考にしていただき、
確実に効果があるモノを選んで、補修していただければさいわいです😊
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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