どうも!
ハイブリッド・カーライフのセッジです!
今回の週末ドライブは、長野県茅野市にある「道の駅・ビーナスライン蓼科湖」に行ってきました。
以前、野辺山のレポートも書きましたように、私は母が長野県出身だったことから、長野県に強いつながりがあり、レジャーだけでなく仕事でも良く行きます。
今回は子どもの頃から良く訪れていた「蓼科湖」が道の駅になったと聞き、行ってみることにしました。
蓼科の思い出
長野県には親戚が多く、野辺山だけでなく、伊那郡には祖父母の家があり、ここ茅野市にも伯母の家があります。
伯父(伯母の夫)は存命中、茅野市、特にこの蓼科を中心として観光事業をしている東洋観光事業株式会社につとめていました。
そのため、長野県に住む従兄や従姉はよく蓼科湖周辺でアルバイトをしていたのです。
私は東京在住のためアルバイトに呼ばれることは無かったのですが、それでも長野に行った時にはほぼ立ち寄る場所ではありました。
当時の蓼科湖には「蓼科湖レジャーランド」という小さな遊園地のような施設があり、蓼科に訪れた家族連れの観光客のレジャー施設となっていました。
安全面で禁止され、今はなくなってしまいましたが、
当時はエンジン付きの小型ゴムボートを借りることができ、それで湖を走行するのがとても楽しかった記憶になっています。
しかし、蓼科湖レジャーランドは少しずつ衰退していきます。
なぜならば、ほとんどの観光客がクルマで来訪しており、ここから20分も走れば白樺湖に移動できるからです。
白樺湖には「白樺湖ファミリーランド」をはじめ、規模の大きいレジャー施設があるので蓼科湖はその中間点になっていったのです。
大人になって、私自身もクルマを持ち、蓼科湖にも茅野に来るたびに訪れていました。
しかし、子どもが生まれてからは「プリキュア」などヒーロー・ヒロインショーも行われているファミリーランドに行くことが多くなり…。
いつしか蓼科湖は素通りするようになっていきました。
道の駅になった蓼科湖
その私の子ども時代の思い出の地、蓼科湖は現在「道の駅」になっています。
道の駅としてオープンしたのは2020年7月。
しかし、当時はワクチンも一般的には接種できなかった頃です。
私は「家族以外の人とは極力接触しない」と心がけていたため、観光的なコトには興味を持てず、道の駅化していたのは知りませんでした。
ということで、オープンしたその時は知らなかったものの、
「あの蓼科湖レジャーランドが道の駅になった」と聞けば行かないわけにはまいりません(笑)
ドライブ好きの人にとっては、道の駅といえば休憩地点でもありますが、観光スポットでもあるんですよね(断定はできませんが)。
かくいう我が家も、ドライブ中に「道の駅」を見かけたら、必ず立ち寄るくらいの「道の駅好き」ではあります。
さっそくビーナスラインを走行し、蓼科湖へ行くことにしました。
道の駅としては小規模すぎる
「道の駅・ビーナスライン蓼科湖」は中央自動車道諏訪インターチェンジから、クルマで約30分ほどの距離にあります。
到着したところ、特に昔と景色が変わっていないというか…。
昔の「蓼科湖レジャーランド」に併設された無料駐車場のままなのです。
むしろ小さなメリーゴーラウンドなどが無くなった分、単なる駐車場になってしまったような…。
いや「道の駅」といったら、お土産屋さんや地域物産販売所などがあるモノですが…。
それが全く無いのです。
あれ?これじゃただの無料駐車場でしかないのでは…と思ったところ、
過去と違う点は、立派なトイレと…蓼科アイスができていただけでした。
ちょっと道の駅としては率直に言って…「寂しい」ですね💧
蓼科アイスはうまい!
道の駅好きな家族もこれはがっかりしていました。
ただ、このまま少し残念なままで帰るのも…というのもあり、
せっかくなので「蓼科アイス」を買ってみることにしました。
蓼科という場所は、日本屈指の映画監督・小津安二郎氏の他、多くの文人が愛したとされる土地で、その文人たちが好んでいたデザートが「蓼科アイス」だったそうです。
ビーナスライン蓼科湖の蓼科アイスは、昭和当時の蓼科アイスを再現したものだそうです。
地元の牛乳を使ったソフトクリームで、いくつか種類のある中から、
今回は「いちごスペシャル」を選択しました。
これは…大正解。
意外かもしれませんが、茅野市を含む諏訪地域は「いちごの生産地」でもあります。
諏訪市では正月そうそうから「いちご狩り」ができる施設もあるくらいです。
蓼科…といいますか、茅野市は主に「夏いちご」が生産されているので、夏に茅野に来たらいちごが食べられるのです。
このいちごスペシャルも、もちろん地元の夏いちごが使われています。
普通いちごのソフトクリームと言えば「ほんのりいちごの味がする」というところですが、蓼科アイスのいちごソフトクリームは「かなりいちご味が濃い」ソフトクリームでした。
これでがっかりしていた家族もきた甲斐があったと喜んでいました。
ゴーカートやボートは健在
とはいえ、それでもなんとなく消化不良ですので、少し周囲も見て回りました。
お土産については、私の子どもの頃からあった「みすず」などで見ることはできます。
また、お子さんもご一緒なら、ゴーカートに乗ってみたり、足こぎボートを借りて湖を周遊してみるのも良いのではないでしょうか。
私の子どもの頃と比べると蓼科も暑くなってきましたが、それでも東京に比べたらかなり涼しいので、すごしやすい状態で遊べると思います。
このゴーカートや足こぎボートなどで、従兄弟たちが係員として駆り出されていましたので、とても懐かしく感じました。
道の駅化するコトで、全ての管理が東洋観光から移管されたのかとも考えていたのですが、それでもこのあたりの経営はまだされているようです。
お土産はたてしな自由農園でどうぞ
「道の駅の楽しみ」といえば、工芸品などだけではなく、その地域で生産された野菜や果物を購入するコトでもあります。
しかし、この道の駅には地域物産販売所が無いので肩透かしをうけた感じがします。
この消化不良感は諏訪インターへ戻る途中で晴らしましょう(笑)
ビーナスラインを下っていくと、蓼科名物?でもある「たてしな自由農園」があります。
たてしな自由農園はかなり大きな物産販売所で、とにかく野菜や果物が安くておいしいので、こちらにきた時は必ず立ち寄っています。
うちには「すべてのいちごは私のモノ」と豪語する、果物に対してかなり強い執着を持つ娘がおりますので…(笑)
当然ながら、夏いちごを買って帰りました。
夏に生のいちごを食べられる機会はあまり無いと思いますので、立ち寄った際はぜひお試し下さい。
やや酸味が強いので、蓼科アイスのようにアイスクリームに添えたり、ジャムにするとおいしいです。
うちの子は私に似て(?)酸味が好きなので、そのまま食べてますが(笑)
燃費情報
さて、今回の燃費情報を記録しておきます。
「道の駅・ビーナスライン蓼科湖」は、通称ビーナスラインという観光道路の途中にあります。
峠道の入り口的なところなので、ややワインディングはありますが、さほど強いクネクネ感はありません(ただしここから先はややクネクネ感が強くなります)。
ビーナスライン上りの燃費
諏訪インター付近から、ビーナスライン蓼科湖までで計測しました。
基本上り坂になり、それもそこそこ急な坂になります。
燃費は…リッター14.4km。
やや燃費の良い普通のガソリン車レベルになってしまいました。
坂が急なのでモーター走行が難しいのでしょうね。
仕方ないと思います…。
ビーナスライン下り
下りは当たり前ですが、かなり燃費が良いです。
途中で止まった「たてしな自由農園」までは…ちょっと燃費がバグってとてつもない数字になり、リッター88.7kmになっていました(笑)
バッテリーがほぼ満充電状態でしたので、エンジンはほとんど動いていませんでした。
坂が徐々になだらかになっていき、平地となる諏訪インター付近でチェックした燃費はこちらになります。
リッター29.9km。
ほぼリッター30kmですので、全体的にみてもかなり良い数字だと思います。
上りの燃費はかんばしくありませんでしたが、往復約32kmで、2リッター強しか消費していませんので、往復の燃費としてはかなり良いのではないでしょうか?
道の駅・ビーナスライン蓼科湖
さて、道の駅としては残念感が強かった「道の駅・ビーナスライン蓼科湖」ですが、東京に戻ったあと調べてみました。
実はオープン当時は道の駅としてふさわしい、お土産屋や物産販売所の建物があったようなのです。
しかし、違法建築だったために取り壊されていたようです…。
いや、違法建築はどうかとは思うのですが、かといって取り壊して無くしてしまうのもどうなのでしょうか。
観光地としてかげりが出てきた蓼科湖を再度盛り上げようという意図もあって道の駅にしたのだと思いますので…。
取り壊さず、違法を合法化するような検査や再申請などはできなかったのかなと、とても残念に思います。
長野県は私にとっても「第二の故郷」なので、もっと盛り上がってほしいのです。
今後新たな「道の駅」にふさわしい建物が建設されるよう願っています。
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